2026-11-05
60代のほうれい線リフティング、マリオネットラインと深部の頬のたるみまで確認したジュブゼン施術後6か月の経過
60代半ばの女性患者さまの症例をもとに、ほうれい線とマリオネットラインが深くなる原因、深部の頬のたるみの確認ポイント、ジュブゼン施術と口角ボトックス後6か月の経過を紹介します。

a. 60代のほうれい線やマリオネットラインは、皮膚の弾力低下だけでなく、脂肪のたるみやボリュームの減少、顔の支持構造の変化が複合的に作用して現れることがあります。
b. 60代半ばの女性患者さまに、ほうれい線とマリオネットラインの部位へのジュブゼン施術と口角ボトックスを行ったところ、6か月後には深いシワが和らいだ様子が見られました。
c. ほうれい線リフティングを検討する際は、深部の頬のたるみや周囲組織のボリューム変化まで併せて確認し、個々の状態に合わせた治療計画を立てることが大切です。
こんにちは。サムスンBNS医院のパク・ソヒョン代表院長です。
60代に入り、ほうれい線が深くなり、口角の下へと続くマリオネットラインがくっきりしてきたことにお悩みの方がいらっしゃいます。
こうした変化は、単に皮膚の弾力が落ちたことだけで起こるわけではありません。顔の脂肪の移動やボリュームの減少、骨や靭帯まわりの組織の変化などが複合的に作用して現れることがあります。
特に、ほうれい線の上側の組織が下に垂れ、シワの内側が相対的にくぼんでいる場合は、両部位の高低差によってシワがより深く見えることがあります。
本日は、ほうれい線とマリオネットラインのお悩みでご来院された60代半ばの女性患者さまの症例を通じて、シワが深くなる原因、治療計画、ジュブゼン施術後6か月の経過をご紹介します。
1. 60代のほうれい線リフティング、まず確認すべき顔の状態

今回の患者さまは60代半ばの女性で、皮膚科での診療は今回が初めてでした。
最も気になっていたのは、小鼻の横から口元まで続くほうれい線と、口角の下側にできたマリオネットラインでした。
施術前に顔を確認したところ、ほうれい線を境に上側と下側の組織の高低差が比較的はっきりしていました。
ほうれい線の上側には脂肪が比較的多く分布し、下へ垂れている様子が見られた一方、小鼻横のシワの内側は逆にくぼんでいました。
このように、出っ張った部分とくぼんだ部分の間に段差が生じると、表情を作るたびに皮膚が繰り返し折れ曲がり、深い溝のようなシワにつながることがあります。
そのため、60代のほうれい線リフティングをご検討の場合は、シワの深さだけでなく、周囲の脂肪の分布やたるみの程度、くぼんでいる部分の状態も併せて確認することが必要です。
2. マリオネットラインはなぜ年齢とともに深くなるのでしょうか?

マリオネットラインとは、口角から顎の方向へ続くシワのことを指します。
今回の患者さまでは、口角まわりの脂肪の分布と、下側の組織のボリュームの差も併せて見られました。
年齢とともに顔の骨の一部が吸収されると、周囲の組織を支える構造にも変化が生じることがあります。
さらに脂肪の移動や皮膚の弾力低下が加わることで、口元を中心に凹凸やシワが目立つようになることがあります。
特に顔の靭帯は、皮膚や周囲の組織を支える役割を担っています。脂肪と皮膚の位置が変わると、靭帯を基準に高低差が生じ、特定の部位のシワが深く見えることもあります。
今回の患者さまも、マリオネットラインだけでなく、顔全体の組織が下へ垂れている様子が見られました。
頬の部分にある程度脂肪が残っていても、皮膚の弾力が低下すると、脂肪の重みと組織のたるみが一緒に作用することがあります。
そのため、マリオネットラインを診る際には、単に口元にできたシワなのか、周囲組織のたるみやボリュームの変化を伴う状態なのかを見分けることが大切です。
3. 深部の頬のたるみと顔のボリューム変化も併せて確認する必要があります

顔の老化は、単にシワができたり皮膚が薄くなったりする現象だけを意味するものではありません。
年齢を重ねると、顔の一部ではボリュームが減少し、別の部位では脂肪や軟部組織が下へ移動して、出っ張って見えることがあります。
代表的なものとしては、こめかみ、目の周囲、頬の外側などでボリュームの減少が見られることがあります。
反対に、ほうれい線の上側や深部の頬のまわりでは、組織が下へ移動してたるみが目立つことがあります。
こうした変化が皮膚の弾力低下とあわせて現れると、次のような特徴が見られることもあります。
ほうれい線の上側の組織のたるみ・深部の頬の部分のたるみ・あごのラインの輪郭の変化・口元まわりのボリュームの差
今回の患者さまも、ほうれい線やマリオネットラインに加えて、深部の頬のたるみやあごのラインの輪郭の変化が見られました。
ただし、深部の頬のたるみがあるからといって、すべての方に同じリフティング施術が必要というわけではありません。
シワができている位置、周囲組織の構造、皮膚の弾力やボリュームの分布を総合的に確認したうえで、治療の方向性を決める必要があります。
4. 人中、唇、あごまわりにも現れる60代の顔の老化

顔の老化は、ほうれい線や頬の部分だけに現れるものではありません。
年齢とともに人中まわりの立体感が失われ、上唇が内側へ巻き込まれるような変化が起こることもあります。
上下の唇のボリュームが減ることで口元の輪郭が変わることがあり、唇の上側には縦方向の小じわができることもあります。
あごまわりでも同様の変化が見られます。
老化に伴う骨の吸収や脂肪組織の変化が起こると、あごの前側やその周辺のボリュームが減少することがあります。
こうした変化は、口元からあごへ続くマリオネットラインをより目立たせる要因の一つです。
また、顔の靭帯まわりでボリュームの差が大きくなると、皮膚表面の凹凸もはっきりしてくることがあります。
そのため、ほうれい線リフティングやマリオネットラインの治療を検討する際は、人中、唇、あごまわりのボリューム変化も併せて評価する必要があります。
5. ほうれい線とマリオネットラインに行ったジュブゼン施術

今回の60代半ばの女性患者さまは、顔全体を大きく変えるよりも、普段から気になっていたシワを自然に和らげたいとご希望されました。
そこで、ほうれい線とマリオネットラインの状態を確認したうえで、該当部位にジュブゼン施術を行いました。
また、施術前の顔では口角が下がっている様子も見られました。
口角の位置や周囲の筋肉の動きも年齢とともに変化しうるため、その点を考慮して口角ボトックス施術も併せて行いました。
今回の治療は、ほうれい線、マリオネットライン、口角の状態を確認し、患者さまが希望される変化の範囲を考慮して計画した症例です。
深部の頬の部位にもたるみが見られましたが、顔全体に同じ施術を行うのではなく、患者さまが最も気にされていたシワを中心に治療範囲を決めました。
同じ60代でも、顔の脂肪の分布や皮膚の弾力、シワの深さや原因はそれぞれ異なります。
そのため、ジュブゼン後にリフティングを追加で検討する場合も、既存の施術部位の状態と残っているたるみの原因を確認したうえで、適切な方法を判断する必要があります。
6. ジュブゼン施術後6か月、ほうれい線とマリオネットラインの経過

ジュブゼン施術から6か月が経過した時点で経過を確認しました。
施術前と6か月後の写真を比べると、ほうれい線とマリオネットラインの部位で、以前より深かったシワが和らいだ様子が見られました。
ただし、すべてのシワが消えたわけではありません。
唇の上側にできた縦の小じわや、あご下のシワは依然として残っており、顔の老化に伴うほかの組織の変化も併せて見られました。
これは、シワを生じさせる原因が一つだけではないためです。
特定の部位の深いシワを中心に治療しても、皮膚の弾力低下や脂肪のたるみ、周囲組織のボリューム減少のすべてが同じ程度に変化するわけではありません。

今回の患者さまは、普段から最も気にされていたほうれい線とマリオネットラインを中心に治療を行い、6か月経過の写真で該当部位の変化を確認することができました。
ただし、この経過は一人の患者さまで観察された結果です。
施術後の変化の程度や持続期間は、個人の皮膚の状態、シワの特徴、生活習慣などによって異なる場合があります。
そのため、ジュブゼン後のリフティングを検討する場合や、追加の治療が必要かどうかを判断する際も、残っているシワや組織の状態を個別に確認することが大切です。
7. 60代のほうれい線リフティング、大切なのは個別の治療計画です

ほうれい線やマリオネットラインは、皮膚表面の変化だけでなく、顔の脂肪層や骨、靭帯、周囲組織の変化が複合的に作用して形成されます。
そのため、シワの深さだけで治療法を決めるのではなく、そのシワがどのような原因で目立つようになったのかをまず確認することが大切です。
今回の60代半ばの女性患者さまは、シワの部位が自然に変化することを望まれたため、それに合わせて治療範囲を決めました。
年齢とともに現れるすべての顔の変化を一度に整える必要はありません。
現在最も気になっている部位はどこか、その部位にたるみや落ち込みがどの程度伴っているか、周囲の組織とのバランスはどうかを併せて考慮する必要があります。
ほうれい線リフティングを計画する際にも、深部の頬のたるみやマリオネットラインの状態を一緒に確認すると、顔全体の構造を理解する助けになります。
ジュブゼンをはじめとするシワ関連の施術は、個人の状態によって適合性や結果が異なる場合があり、内出血や腫れ、痛みなどの副作用が起こる可能性もあります。
そのため、十分な診察とカウンセリングを通じて、ご自身に合った治療計画を決めることが大切です。
サムスンBNS医院のパク・ソヒョン代表院長でした。
代表院長の診療アプローチや医療スタッフに関する詳しい内容は、下記の公式ブログでご確認いただけます。
60代のほうれい線とマリオネットラインの変化、深部の頬のたるみの原因、ジュブゼン施術後6か月の経過についての詳しい説明は、下記の元動画でご覧いただけます。
よくある質問
60代のほうれい線はなぜできるのですか?
皮膚の弾力低下だけでなく、脂肪のたるみ、ボリュームの減少、顔の支持構造の変化が複合的に作用して生じることがあります。ほうれい線の上側の組織が垂れ、内側がくぼんでいると、高低差によってシワがより深く見えることがあります。
マリオネットラインは、年齢とともになぜ深くなるのですか?
顔の骨の一部の吸収、脂肪の移動、皮膚の弾力低下が重なることで、口元のシワが目立つことがあります。顔の靭帯を基準に脂肪と皮膚の位置が変わると高低差が生じ、特定の部位のシワが深く見えることもあります。
ジュブゼン施術から6か月後には、どのような変化がありましたか?
6か月経過の写真では、ほうれい線とマリオネットラインの部位で、深いシワが以前より和らいだ様子が見られました。ただし、すべてのシワが消えたわけではなく、唇の上の縦のこじわやあご下のシワは残っていました。これは一人の患者さまで観察された結果です。
この症例では、どのような施術を併せて行いましたか?
ほうれい線とマリオネットラインにジュブゼン施術を行い、施術前に口角が下がっていたため、口角ボトックスも併せて行いました。顔全体に同じ施術を適用するのではなく、患者さまが最も気にされていたシワを中心に治療範囲を決めました。
深部の頬のたるみがあれば、必ずリフティングが必要ですか?
いいえ、深部の頬のたるみがあるからといって、すべての方に同じリフティング施術が必要なわけではありません。シワの位置、周囲組織の構造、皮膚の弾力とボリュームの分布を総合的に確認したうえで、治療の方向性を決める必要があると説明しています。
ほうれい線リフティングの前に、何を確認すべきですか?
シワの深さだけでなく、周囲の脂肪の分布やたるみの程度、くぼんでいる部分の状態も併せて確認する必要があります。ジュブゼンなどのシワ関連施術では、内出血、腫れ、痛みなどの副作用が起こる可能性もあるため、十分な診察とカウンセリングが重要です。